「倉庫内は結露が発生しやすい？」
倉庫や工場では、空調設備の不足により空気の循環が悪くなり、湿気が溜まりやすくなります。
その結果、屋外との温度差によって結露が発生しやすく、さまざまな問題を発生させる要因となり得ます。
それはテント倉庫においても同じで、結露を発生させてしまう可能性があり、対策が必要となる場合があります。
このページでは倉庫内で発生した結露が引き起こす問題と、テント倉庫の結露対策について詳しく説明したいと思います。
倉庫内で発生した結露が引き起こす問題
倉庫内で結露が発生すると、以下のような問題が生じる可能性が考えられます。
カビによる健康被害
カビは水回りに発生するだけでなく、風通しの悪い場所にも発生します。
カビが発生することで黒ずみが目立ったり、アレルギーによる健康被害、保管している製品への影響も考えられます。
保管物や建物の骨組みへの損傷
建物内に水滴や結露が発生することで、鉄製品やテント倉庫の骨組みに錆を発生させたり、機械設備の故障を引き起こす可能性があります。
床濡れによる転倒事故
床が濡れていると、人やフォークリフトが滑る危険性があり、重大な事故につながる可能性もあります。
結露の発生メカニズム
空気は温度が高いほど多くの水蒸気を保持することができ、温度が低くなれば保持できる水蒸気は少なくなります。
冬の窓ガラスにできる結露を思い出していただければ分かりやすいです。
室内で暖められた空気が外気によって冷やされた窓ガラスに触れることで、保持することができなくなった水蒸気が窓ガラスの表面に水滴となって現れます。
同じ現象がテント倉庫でも発生します。テント倉庫では暖かい空気が倉庫の天井付近に留まりやすく、外気によって冷やされた天井に触れることで空気が冷やされ結露を発生させます。
テント倉庫の結露対策
弊社のテント倉庫は、結露対策もしっかりと行える商品ですのでお気軽にご相談ください。
結露対策用 内幕シート
弊社が取り扱うテント倉庫には、結露対策用内幕シートをご用意しています。
シート膜を天井や壁の内側に張ることで、シート間に空気の層が設けられ、建物の内と外を隔てる構造になります。
外気温の影響を受けにくくなるため、温度差による結露の発生を抑制します。
換気扇（電動式・自然式）
テント倉庫の上部に取り付けられる換気扇をご用意しています。
空気の循環や天井付近に溜まった暖かい空気を排出することで結露の発生を軽減できます。
関連記事：テント倉庫に換気扇（ベンチレーター）は必要？おすすめの理由
扉や窓の活用
倉庫内の扉や窓を開放することで、空気の循環を促進し結露の発生を防ぐ方法です。
弊社のテント倉庫は、通常の建物や倉庫と同じように引き戸、ドア、窓、シャッターの設置が可能なため、換気を手軽に行うことができます。
関連記事：テント倉庫の出入口・扉の種類は？ドア、引き戸、シャッターなど
除湿剤・除湿器の設置
空気中の湿気を除去するために除湿剤・除湿器の設置も効果的です。ただし倉庫の大きさによっては設置数が多くなるので環境によっては別の対策が必要になることもあります。
まとめ
このページでは、倉庫・工場に結露が発生するメカニズムと、テント倉庫の結露対策について解説させて頂きました。
弊社では、結露の対策だけでなくお客様の環境に合わせて最適なテント倉庫をご提案致しております。お見積りやご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
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